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七面山本殿荘厳・格天井修復報恩事業

堂内

 七面山は法華経の聖地として名高い七面山は、南アルプスをめぐる山々のうちのひとつですが、山岳信仰をもって広く知られている標高1982メートルの美しい霊山です。

 開創以来700年以上の歴史の中、登詣修行の霊域として七面大明神は現在も変わることなく鎮座し、その霊験を知るとも知らざるともご利益を与え続けて下さっています。

 その七面大明神が鎮座する現在の七面山敬慎院本殿は230年まえに火事により焼失した本堂が再建されたものです。

 この度は再建以来初の修復報恩事業となっています。本来は「我此土安穏天人常充満」の仏世界が現されておりますが、

堂内は埃で煤け、高い山の上という厳しい環境により壁画はひび割れてしまっています。 

 再び霊山浄土の世界を再現するべく我々彫玄堂一同も身延山大学 工房の一員として復元修復作業を行っています。

天井

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